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2008年4月 8日 (火)

インターネットハーツ 戦略

最近インターネットハーツにはまっています。わたしは決して強くはありませんが、中級登録で、勝てるときは勝てます。何回も戦っているうちに、傾向がわかってきました。わたしなりの戦略を書いてみます(最善策とは限りません。念のため)。

1 対戦相手の言語を見ろ。

 対戦相手は世界です。やってみればわかりますが、対戦相手は、英語、ロシア語、フィンランド語など、相手の言語で、相手の国が推し量れるようになっています。注意すべきは、英語圏の相手。英語圏の人間は、かなり高い確率で、ハイリスクハイリターン戦法、つまりシュートザムーンを仕掛けてきます。最初はおなじ相手だからと思っていましたが、そうではありませんでした。初級中級上級関係なしに、やってくる確率が高いので、これは国民性としか考えられません。なので、常に注意しておく必要があります。(最近、中国語にもその傾向が強いのがわかってきました。ていうか、モロ狙ってばかり。)

2 パソコン付属の「ハーツ」と「インターネットハーツ」はルールが異なる。

異なるのは、ハートを出せるようになるタイミングです。「ハーツ」は、場に置かれたカードのマークが手札にないときから。「インターネットハーツ」は、上記プラス「スペードのクイーンが出たあと」。なので、ハーツで勝てる戦略を練っても、インターネットハーツでも通用するとは限りません。さらに前述したように、インターネットでは、やたらシュートザムーンを仕掛けられるので、対策を変える必要があります。

3 シュートザムーンくずし

 シュートザムーンとは、スペードのクイーン、すべてのハートのカードを手にいれることで、対戦相手全員に26の借金を背負わせてしまう大技。これをねらってくる相手には傾向があります。相手から回ってきた札が、やたら小さな数のときは、その相手がねらっています。特にハートのちいさな数ばかり回ってきたときは、要注意です。試合序盤、場にだされる札に「A」や大きな数がすくないときは、だれかがねらっています。観察すれば、それが誰かは、なんとなくわかります。そういうときは、シュートザムーンをねらっていない相手にハートを早く渡すことを心がけましょう。それさえ成功すれば、シュートザムーンをねらっていた人間こそがボロ負けします。ザマーミロです。

 シュートザムーンをやらせないためには、最初に相手に渡すカードには、必ず、ハートのちいさな数を一枚だけ混ぜるのが最善策でしょう。大きな数とちいさな数の二枚セット渡しも効果的。これさえ心がけておけば、すくなくとも、カードを渡した相手だけは常に阻止できます。相手が苦しまぎれに、そのちいさな数をだしてきたときだけ、自分がハートのカードをすべて取ってしまえばいいのです。あとは、オーソドックスに。すると、相手は自滅します。通常シュートザムーンを仕掛けてくる人間は、一度成功すれば、何度も調子に乗って仕掛けてきます。たとえ一度成功されたとしても、この戦法で、一度、相手をボロ負けさせれば、簡単に得点は互角になれます。

まだスペードのクイーンがでていないのに、やたら相手がスペードとは違うおなじマークのカードばかり出してくる場合があります。そんなときは、あえて大きな数を残し、そろそろ相手のカードが尽きるであろうときに、大きな数をだし、じぶんが主導権をとりましょう。他の相手の勘がよければ、まちがいなく、そのとき、じぶんのほうにハートのカードをくれます。ねらっていた相手はシュートザムーンをくずされた形になり、あとはオーソドックスに攻めさえすれば、ザマーミロの展開になります。

早々とスペードのクイーンをとり、常に親として手札を捨てはじめた(つまり場を支配している)相手はシュートザムーンをねらっています。こういうときは、じぶんの手札の中にある最も大きな数を残すようこころがけましょう。大きな数でもないハートを最後まで残すというのはダメです。相手は他のマークが尽きるのを待っていることが多いからです。マークにこだわらず、とにかく大きな数。

シュートザムーンくずしばかり考えていると、オーソドックスな相手とばかり組んだときは、ボロ負けすることもあります。相手の戦略傾向は、序盤に観察してつかみましょう。スペードのクイーンをもっている相手を、手札の出し方から早く推理特定するのがコツです。

4 スペードのクイーンをむかつく相手にたたきつけるには

 これは、じぶんの場にスペードのカードがクイーンをふくめ五枚以上あるときに可能性が高くなります。スペードのクイーンを手元に置いたままにするには勇気がいります。下手すれば13の借金を背負うからです。でも、考えてください。スペードのカードは13枚。全員に均等に配られたとしたら、三周で12枚なくなる勘定になります。均等に渡るとはかぎらないので、手元にクイーンをふくめ四枚のスペードがあるときは、ぎりぎりセーフかアウト。クイーンをふくめスペード五枚のときは、セーフどころか、だれかに自分の手でクイーンを渡せる可能性が高くなります(もちろん失敗もあります)。

ちなみに、スペード三枚で、クイーン(またはそれ以上の数)の札をもっているときは、ほぼアウト。スペード二枚以下で、クイーン(またはそれ以上の数)の札をもっているときは、絶望的。運任せ。絶望的な場合は、ハートのカードを最小におさえる工夫をして、しのぐしかありません。

5 シュートザムーン

 じぶんからシュートザムーンを仕掛けるのは、最初に配られたカードが、やたら偏っている場合です。「大きな数ばかり」か「おなじマークばかり」か「スペードのクイーン(もしくはクイーン以上の数)とハートのJ、Q、K、Aがそろっているとき。10もあればほぼ完璧」。じぶんの手札が偏っているということは、相手は、じぶんを有利と見ているということです。相手は、絶対スペードのクイーンを敵にとらせようとしてきます。それを逆手にとるのです。でも、失敗すれば、じぶんだけ大借金を背負います。あるいは、最初はそんな気はなかったのに、シュートザムーンができる流れになることもあります。これができたら、相当腕が上がったと自覚していいでしょう。

6 基本の戦略は「ハーツ」で練習。

 前言を翻すようですが、それでも基本戦略はハーツで練習してください。いきなり世界と戦うのはダメ。基本は、大きな数はなるべく早く捨てる。スペード中心の捨て方をする。さらに、捨てられたカードをすべておぼえるのは無理なので、捨てられたカードのマークごとに枚数を数えておぼえる、だれがクイーンをもっているか早く目星をつける、です。この基本戦略を無視した手を打ってくる相手は、手札にクイーンがあるか、極端に偏って不利な手札構成になっているか、単にド下手か、なにか企んでいるかの、どれかです。いち早く見抜く癖をつけましょう。

7 展開が読めない場合

 これは、どいつもこいつもシュートザムーンをねらってくるときです。全員が偏った手札構成になっている。どう対処したらいいのか、わたしにはわかりません。

8 こまった人間が混ざっている

 こちらがせっかくシュートザムーンくずしを試みてハートのカードを回すよう布石を打っているのに、じぶん勝手なことをするド下手。こういうのが混ざっていると、あっさりシュートザムーンを決められ、全員が大損害を受けます。関係ないメッセージを発信して挑発ばかりするバカもいます。マナー違反として、他のメンバーが結託して、たたきつぶしにかかることは必至です。じぶんが不利になったとたん、手をとめてしまうバカもいます。さっさとゲームをやめ、他の対戦相手をさがしましょう。

9 不利な手しかこない。

 最初にカードが配られるとき、なぜかこちらに不利な手ばかりしかこないことがあります。たとえば、他のマークのカードは全部ちいさい数なのに、スペードだけ大きな数で、しかも一枚だけというような場合です。こういうときに限って、あわてて捨てたら、相手から、これまたスペードのクイーン一枚だけ渡されるということが起きます。しかも、一回だけと思ったら、つぎも、またつぎも。むかっ。……。手のほどこしようがありません。パソコンに「贔屓するな」と言ってやるしかありません。流れが変わりそうになければ、さっさとやめるのも手。  

10  場が成立しない

 手札を配られたとたん、相手全員が逃げ、まったく場が成立しない状態になることがあります。時間帯にもよりますが、やってもやっても成立しない。やっと場が成立したと思ったら、じぶんの手札が最悪な構成になっている。つまり、相手が有利。上級者は、それを狙って逃げまくるときがあります。といっても、不利なのは最初だけ。さあ、あなたは戦いますか? 逃げますか?

11 パソコンに入っているハーツに慣れすぎない

 わたしのパソコンに入っている「ハーツ」のPC戦略には明らかに傾向があります。どうやら、おなじマークの札を固めて相手に渡すのが好きなようです。クラブ>ダイヤ>ハートの順に、手元にもっとも数がすくない札を固めて相手に渡すという戦略です。なぜクラブが優先されるかというと、ゲームはまずクラブの2から始まるからです。これは考えれば、すぐわかりますね。ですから、これがハマると、たとえば様子見に初めてダイヤ(たとえば4)を捨ててみると、いきなり左隣がスペードのクイーンをだし、他はダイヤの2、3を捨ててくるという事態になり泣きを見ます。クラブの3が必殺のカードになるという事態がやたら多くもなります。こういう傾向の相手に勝つには、こちらもマークを固めて捨てればいいというのが実感です。

 ただし、それに慣れすぎると、今度はインターネットハーツで泣きを見ます。シュートザムーンは、おなじマークをそろえることで成立しやすくなるからです。つまり、最初からシュートザムーン狙いの相手に固まったカードを渡すと術中にはまりやすくなる、というわけです。インターネットでシュートザームーンをバシバシ決められるのは、この術中にハマる手札の渡し方をしている人間が中に混ざっているからと考えていいでしょう。くれぐれも、自分がその人間にならないように。つまり、ハーツに慣れすぎないよう心がけましょう。

12 最初のカード交換で手元にスペードのクイーンがきてしまった

 スペードのクイーンがこないことを前提に手札を組み立てた場合、これは困りますね。ただし、手元にクイーンを含め、四枚以上(三枚もたまに可)のスペードがあるときは、スペードはちいさな数から捨てていくよう心がけましょう。相手は、笠にきて、スペードばかり捨ててきます。それは、たとえば、10、7、5のように、大きな数から順に捨ててくる傾向になりがちです。だったら、こちらはちいさな数から捨てていけば、必ず相手の数を上回るときがくる、ということです。そのときに、べつのマークに切り替えてやれば、心情的に新たなマークばかりが捨てられる局面に切り替わります。そこで、こちらは大きな数から捨てていき、おなじマークばかり偏っている相手がもがくのを待ち、ついにはスペードのクイーンを叩きつけるという展開にもちこむのです。どれくらい成功するかの保証はできないけど、苦しい展開のときは、まあ試してみてください。失敗しても抗議はしないでくださいね。

 

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